次代の官僚
官僚の起源は、隋の時代に始まりし科挙の制にあるらし。と読んだ。
我が国のそれも、明治の初めか。仕掛けは、森有礼か、山県か、伊藤かは知らねども、十年の役にて息の根を止められた武士階級に替わりて、四民に機会解放。時あたかも、帝国大学の走り。天皇の親任、勅任を得
、高位、顕官に上った。彼等の誇りは、これに起源せりか。
それは良し。今や、新憲法、国民の公僕である。されど彼らにその意なし。増長させたのは無知蒙昧の政治家大臣共。所管の事、何等知る由なし。増長は、さもありなん。官僚無くして行政動かず。重々承知の助。
だがしかし、政治家の前にては、とりあえず平身低頭、テレビにて醜態を晒す。又今時、日本語を知らぬ。(○○してございます。只今精査してございます。)こんな日本語あるか!とうとう後輩の秀才連中に愛想を尽かされた。就職志望ランキングは下落の一途。
高位、高官と自認を欲するとせば、先ずは対政治家、矜持を保てよ。
官僚の劣化
既に垢染みた話題なれど、延々と続くことよ。最高学府を首席で卒業、末は博士か大臣かと嘱望されるも、あの恥さらしを見ては、親の嘆きもひとしおなれ。権力者に媚び、足元を這いずり回っては、ひたすら保身を図る。見苦しきの極みか。それが最高学府で学んだ成果か!